大震災・原発事故から6年…東日本大震災の被災者のための祈り

今日、ここ長崎でも、巨大地震が発生した14時46分には市の防災行政無線がサイレンを鳴らし、多くの市民が黙祷を捧げました。

東日本大震災・福島第一原発事故から6年。

しかし、某政府関係者が言ったと伝えられているように「一定の節目を越えた」と括るには、まだ早すぎるように思います。

そこで、今日を迎えて、あらためて祈りたいと思います。
————
東日本大震災の被災者のための祈り

あわれみ深い神さま、あなたはどんな時にも私たちから離れることなく、喜びや悲しみを共にして下さいます。
今回の大震災によって苦しむ人々のためにあなたの助けと励ましを与えて下さい。
私たちもその人たちのために犠牲をささげ、祈り続けます。
そして、一日も早く、安心して暮らせる日が来ますように。
また、この震災で亡くなられたすべての人々があなたのもとで安らかに憩うことができますように。
主キリストによって。アーメン。
母であるマリアさま、どうか私たちのためにお祈りください。
アーメン。

(平和推進委員会主催「平和を願うコンサート」で過去に配布したしおりから転載)

〜より大きな愛、より大きないつくしみで応えよう〜 2017年1月29日「教皇フランシスコ平和メッセージ&神父さんとともに歌うコンサート」報告

17012900

教区平和推進委員会主催、すっかり恒例となった「教皇フランシスコ平和メッセージ&神父さんとともに歌うコンサート」を、1月29日(日)の午後にカトリックセンターホールで開催、約200人の方々にご来場いただきました。

平和推進委員会委員長の岩村知彦師による主催者あいさつの後、さっそく講演会。

17012901

名古屋教区の松浦悟郎司教様による「教皇フランシスコ平和メッセージ」講演では、今年のテーマ『非暴力、平和を実現するための政治体制』を解説していただきました。
松浦司教様は、「散発的な世界大戦」の中、非暴力をもって紛争地域で必死に抵抗し、平和の連帯の手をつなごうとしている人々がいる一方で、要職者や市民による差別的言動(ヘイトスピーチ)が拡大している現状などを紹介しながら、より大きな暴力や不正に対しては、より大きな愛、より大きないつくしみで応じなければならないと指摘されました。
特に、差別的言動の拡がりについて司教様は、「タブーを簡単に打ち破って快感を感じ始めている世界」と表現、「パンドラの箱」を開けてしまったかのような現状に、強い憂いを表しました。

高校生による沖縄平和学習報告では、対馬丸事件やひめゆり学徒隊など、現地の資料館などで学んだことをスライドで説明、「戦争を語り継ぐことは、今を生きる私たちに託されている」と指摘しました。

長崎南山小学校コーラス部の合唱

音楽の部では、長崎南山小学校コーラス部の美しい歌声に感動、そして、

17012903

お告げのマリア修道会志願生&浦上教会稲田師のバンドで楽しいひとときを過ごすことができました。

なお、松浦司教様の講演部分のみ、YouTubeにて当日の模様を視聴できます。
こちらからご覧ください。→ https://youtu.be/jXYtrAsS3qU

ご案内:「教皇フランシスコ平和メッセージ」&神父さんとともに歌うコンサート(1/29開催)

2017チラシ(B5)

教皇様は、今年の世界平和の日教皇メッセージで、「暴力はこの壊れた世界に対する解決策ではありません。暴力に対する暴力の応酬がもたらすのは、強制移住とはかりしれない苦しみだけです」と訴え、「わたしたちが自らの思い、ことば、行いから暴力を消し去って非暴力の人となり、自分たちの共通の家を大切にする非暴力的な共同体を築くために、祈りと活動を通して尽力すること」を強く呼びかけておられます。

このたび、世界平和の日メッセージ「非暴力、平和を実現するための政治体制」をわかりやすく解説して頂く講演会を企画しました。講師は、名古屋教区の松浦悟郎司教様です。

また当日は、長崎南山小学校コーラス部、そして志願生(シスターの卵)たち&神父様のグループが、歌や演奏を披露してくださいます。

そして、昨年夏の「沖縄平和学習」に参加した高校生たちが、活動を報告します。

お誘い合わせご来場頂きますよう、ご案内致します。

■「教皇フランシスコ平和メッセージ」&神父さんとともに歌うコンサート
日時:2017年1月29日(日) 開場13:30 開演14:00
場所:長崎カトリックセンター・ホール(長崎市上野町)
入場料:無料ですが、平和学習に充当する募金を行います。
講師:松浦悟郎司教(名古屋教区)
音楽の出演:長崎南山小学校コーラス部、志願生たち&神父様
沖縄平和学習報告:高校生たち
主催:カトリック長崎大司教区 福音化推進部 平和推進委員会

※駐車場は台数に限りがあり、満車の場合は、近くの有料駐車場をご利用頂く場合があります。ご了承ください。

被爆71周年平和旬間及び関連行事のご案内

2016年(被爆71周年)平和旬間及び関連行事(長崎大司教区関係)のご案内です。(図形式ですので、以下の画像またはPDFをご参照ください)

平和旬間マップ2016

被爆71周年平和旬間及び関連行事のご案内(PDF、1.1MB)

札幌教区平和旬間「平和の折鶴」を長崎の爆心地公園に奉納

15101101

15101102

15101103

札幌教区では、今年の平和旬間の取り組みとして、北海道内の各教会や修道会でたくさんの折り鶴が折られ、平和旬間ミサの中で「平和の折鶴」として奉納されたのち、「広島平和公園」「長崎原爆慰霊碑」「沖縄・平和の礎」へと送られています。
写真速報(札幌教区ホームページ、PDF)→ http://www.csd.or.jp/newslist/2015heiwajunkanhokoku.pdf

このうち、長崎到着分については去る10月11日(日)、被爆から70年となった爆心地公園の原爆落下中心碑のそばに奉納しましたので、報告致します。

第39回日本カトリック「正義と平和」全国集会東京大会・参加報告

15092301

第39回日本カトリック「正義と平和」全国集会東京大会が9月21日から23日まで東京都内で開催され、長崎からも平和推進委員会委員長の岩村師以下数名で参加してきました。

概要は、カトリック新聞のリンク先の記事をご参照いただくとして、ここでは、1日目の講演と3日目の派遣ミサについて、ごく簡単に報告します。

■講演「東アジアにおける平和と社会正義のために今」

安保法制が成立したいま、これから我々はどうするべきか?について。上智大学・中野晃一教授は、「(いまの為政者たちが)歴史修正主義を支えるパトス(情念)であおってくるのであれば、個人の尊厳の擁護をエトス(精神)とした緩やかな連帯を。それはすでに始まっている。動員されて黙って参加するのではなく、自分の意思で考え行動する運動体。絶望的な状況での希望。個人として、人間として行動すること。SEALDsメンバーはそれぞれ、大学や高校でキリスト者精神を学んでいる。勇気の伝播、エトスの広がり。彼らからスピリットをもらった我々は、最後までたたかっていけると思う。」と、今後の展望を語りました。

■派遣ミサの説教(勝谷司教)より

最終日の派遣ミサの福音朗読は、イエスが弟子たちにあらゆる悪霊に打ち勝ち病気を癒やす力と権能を与え、村々へ派遣する、という場面でした。

私たち信徒が全国集会での3日間の学びを終えて日常へ派遣されるに当たり、勝谷司教様は、この福音の現代的な意味について、次のように話されました。

「…私たちが病人に寄り添い、健康の回復のために看病することにより、その人がひとりではなく、自分を大切にしてくれる人の温もりを感じ、神の愛を実感することができるなら、それは、イエス様の『奇跡的な病気の癒やしのわざ』と本質的に同じことをしていることになるのです。『悪霊の追放』は、人間性を傷つけられた状態にいる人々、すなわち、人権が侵害され、社会から阻害され、小さくされている人たちの権利を回復するわざを行うことです。そう考えるならば、『病気を癒やし、悪霊を追放せよ』とのイエス様の命令は、私たちの活動を通して正義と平和を実現せよ、と同じことと言えるのです。そのベースにある感情は、そのような人々への強い共感に基づく『怒り』です。
私たちは、イデオロギーに従って行動するのではなく、苦しむ人々への深い共感に基づいて連帯し、そこにある怒りを表明するのです。怒りにとらわれるのではなく、怒りをコントロールして、誰も傷つけることなく、正しく怒りを表明し続けるのが、私たちの使命です。」

報告:「原爆資料館じっくりツアー」と「NAGASAKI平和を願うコンサート」

◎8月1日(土)、「原爆資料館じっくりツアー」を開催。
長崎市民にとっては身近にあるけど、なかなか行けない原爆資料館。
詳しい解説を聞きながら、原爆資料館を「じっくり」と見学しました。
なお、この日は、「沖縄平和学習」(8/17~)参加者も、事前学習の一環として参加しました。
写真は、じっくりツアーのはじめに、永井隆博士の映画を鑑賞している参加者。

201508011528

◎続く8月2日(日)は、「NAGASAKI 平和を願うコンサート ―音の響きを祈りにかえて―」をカトリック城山教会聖堂で開催。出演者を含め、約200人が参加しました!

動画は、「武力によらない平和を!」キャンペーンソング、「平和の大工」(作詞作曲:山本きくよシスター)です。